昔の国語の教科書に載っていた言葉
「はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る」
そう、じっと手を見ているとふと気が付きました。
いつの間にか、どれだけサンドバッグを叩こうとも
あまり拳が痛くなることが無くなったと思います。
以前はサンドバッグを強めに1~2ランドくらい打とうものなら、拳がかなり痛くなったものです。
なので怪我防止グッズは欠かせませんでした。
バンテージを巻いていればある程度は大丈夫ですが、バンテージを巻いていない場合は、基本的にナックルガードやゲルデガードと呼ばれる怪我防止グッズが必須でした。
打ち方も以前に比べればしっかりとナックル(拳頭)を当てられるようになってきたからなのかも知れません。
バンテージを巻くことで、攻撃力が上がる事は間違いないですが、
怪我の予防にも非常に重要な効果
があります。
ですが、バンテージは弱点があります。
それは洗濯が面倒くさいという事ですね。
洗濯自体はまぁ、洗濯機がやるのでよいのですが、取り出した後ですね。
洗濯ネット的なものに入れてない場合、確実に他の衣類に絡まっています。
これを解くのが面倒なんです。
更にバンテージを丸く巻き取るのもまた面倒ですね。
なので軽い練習や蹴り中心の練習の時は、バンテージやナックルガードもしない事も多いのです。
普段の練習も借り物のグルーブと軍手のセットでやったりする事が増えました。
そしてある日気が付いたのです。
そういえば昔みたいに拳が痛くならない事に!
拳の当てるポイントが分かってきたのと、打ち方も昔に比べ変わりました。
でも多分それ以外の部分
拳そのものがいつの間にか強くなってきた
のだと思います。
これはサンドバッグを蹴り続けた足にも同じことが言えます。
ジムの知人も似たようなことを言っていました。
とは言え、空手アイテムの「巻き藁」などで素手で鍛えている訳では無いので、めちゃくちゃ強い訳ではありません。
こういった専用の道具を使うと、拳が強く鍛えることができるのです。
特別に拳を鍛えた訳では無いのですが、日々の練習を行ってサンドバッグ相手にパンチを打ちづけると、拳が痛くなくなるかもしれません。
でもプロボクサーも試合で拳を骨折とかするし、私も手首を怪我していました。
特に意識していたわけでは無いのですが、少しずつ拳自体を強くしていったのかもしれませんね。
こうして振り返ってみると、恐らく拳の痛みを感じなくなったのは、かなり最近の事です。
結局2年くらいすると拳の痛みはあまり気にならなくなるかもしれません。
私の場合は気が付いたら、「そういえば最近、、、」という感じでした。
一度怪我しちゃうと、クセになったり、長引いたりすることもあるようなので、気を付けましょう!
でも拳が強くなっていると感じたら、それはそれで楽しかったりします。
コメント