ハイキックのみの生活を送って3日目(練習日の事で実際には1週間)経ちました。
きっかけはこちら!
何しろテクニックというよりかは、柔軟性とかハイキックの筋力とかを鍛えたいですね。
新しい発見があって、それを身に付けるというよりは、取り敢えず地道に柔軟、シャードー、打ち込みを繰り返すのです。
本日で3日目ですね。
正直大して成長は見て取れません。
ポイントはやはり連続性というか、継続ですね。
今週は3日間のハイキック練習では目に見えて効果がありましたという感じはしません。
ただ練習の仕方が分かりました!
どういうことかと言うと、柔軟にしても何度も繰り返しているとルーティン化してきます。
これが結構重要で、ルーティン化してくるとリズムが出てきます。
リズムが出てくると、体重のかけ方や体の使い方を意識するのですね。
こうして柔軟も単に行う柔軟から積極的に行う柔軟に変わるのです。
シャドーにしても、繰り返してると少しだけ変わってくることがあります。
それは特に顕著に表れるのが、左のハイキックです。
オーソドックススタイルの私は、スイッチしてからのハイキックを打つのですが、シャドーだと上手に打てなかったのです。
サンドバッグとかなら打てるのですが、、、。
でもシャドーを繰り返していると、左のハイキックもそれなりにスピード感を持って打てるようになってきました。
これは元々打てる能力はあったのに、やり方を知らなかった事が原因です。
やり方が分かれば、それを繰り返す訳ですから、ちょっとずつ上達を感じます。
こうして少しずつですが、ハイキックを学んで行く(上達する)事になるのですね。
シャドーも上手にやるに越したことはないのですが、今はキックのストレッチと思って割り切ります。
鏡に映る自分の姿もまた下手くそだなぁと思い、自分で笑っちゃうレベルですね。
前足を高く上げるだけでは当然ダメで、腰の回転と同時に足の甲を内側に入れてインパクトタイミングを意識する訳です。
この動きをモノにしなければ、ハイキックは自分のものにならないと思います。
周りから見るとこの人は何をやっているのだろうと不思議がられそうな気がします。
サンドバッグの打ち込みもまた少し意識が変わりました。
これまではミドルキックを中心にバシバシ打ち込んで、
「ふう、楽しかったぜぇ」
というのを繰り返していたました。
上手く打てたとか、そういうのではなくて、打つこと自体で納得していたのです。
確かにミドルキックはそれなりに強く打てるし、何しろキックしてる感があるのでキック=ミドルキック で満足してしまったのですね。
ローキックも同様で、ローキックも結構な勢いで蹴り込めるので、コレはなかなかのローキックだなと満足していたのです。
つまりキックはミドル・ローの2種類で満足してたことになります。
これが全ての元凶です。
何故ならミドルキックも明確に、どの高さのミドルキックというのを決めずにこの4年間過ごしていたのです。
なんとなく置いた自分の腰くらいだろうという目標を置いていただけです。
具体的に言うと、相手の脇腹に向けて横に打ち込むのが私のミドルキックです。
これに対して、少し高めの位置を蹴り込んだり、相手のガードを潰すような腕の上から打ち込むミドルだったりとかは意識の外でした。
サンドバッグにハイキックを打つぞ!とした時に、意識せざるを得なかったのはどの高さ?という点です。
単に自分の限界の高さと目標を設定するのがいいのかもしれませんが、具体的に相手のどこを狙っているイメージ家が無いと、せっかくの練習も効果が半減してしまうかもしれません。
私のイメージは、相手の首から上を刈り取る一撃必殺のハイキックです。
よくハイキックには力はいらない、軽く打てばいいと言う事を聞きます。
確かにそうなのでしょう。
でもそれは結局ハイキックが打てる人たちが行き着いた境地。
打てもしない人間が目指す部分ではありません。
最初から上手にハイキックを蹴ろうなんて思ってもいません。
無様に打ち込んで、高い位置を蹴れるようになる。
そこから当てる意識を持って、当てられる感覚を養い、ハイキックへ繋げる技の出し方を考え、練習する。
ハイキック
と一言で言っても、その技術は単に高い位置を蹴ることができるだけではないのだと思います。
私がいるのはハイキック山の三合目付近
まだまだ始まったばかりの山登りです。
でもその頂きには、
自分の中で最も華麗で、最も強力な最強の武器
があるのです。
ドラクエで言うところの「メタルキングの剣」とかそういうのを手に入れたら、ラスボスまで行けちゃうくらいじゃないですか。
その最後の武器を手に入れるための「ハイキック登山」はまだまだ険しい道のりのようです。
皆さんは最強の武器を手に入れてますか?
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