ゲーム感覚の敏捷性トレーニング:空手で距離を詰めるための練習法

空手の練習方法のご紹介。

「敏捷性を高めるトレーニング」についてご紹介します。

はっきり言ってゲームです。でも結構盛り上がります。

 

1.空手で言う敏捷性とは?

伝統派空手は遠い間合いから一気に距離を詰めて組手を行うため、その敏捷性やステップワークが重要です。地に足がつく状況で俊敏に動けるようにすることは重要です。

という事で、ゲームをしながら、敏捷性を高めつつ体力増強と戦略までも学べてしまう練習方法のご紹介です。道具のまたしても100円ショップで揃えてしまえます!500円〜800円くらいです。

2.敏捷性トレーニングのやり方

ゲーム感覚のトレーニングです。たまにはこんな練習もどうでしょう?

【準備するもの】

①目印になる陣地三角コーン 合計5つ

②運ぶための得点三角コーン 合計15個〜30個程度

【トレーニング(ゲーム)のやり方】

自分の陣地にコーンを多く置いた人の勝ち。

①中心部に目印になる陣地三角コーンを配置

②参加人数分の目印になる陣地三角コーンを配置(想定4名)

 等間隔になるように設置します。

③中心部付近に得点三角コーンを10個くらい配置

 参加者の年齢等に応じて数を変更してください。

④制限時間は30秒〜60秒程度

⑤開始と同時に得点コーンを取って、陣地コーンに置く

 持ち運べるのは一つだけ

 しっかり立てないとノーカン

 投げるのは禁止

⑥中央のコーンが無くなったら相手陣地のコーンを奪取する

 ぶつからないように注意

ゲーム感覚ではありますが、ぶつからないように注意してあげましょう。

参考画像

やるとわかりますが、かなり疲れます。

実力差や年齢差がある場合は、最初に得点コーンを何点かハンデとして上げる事でハンデ戦も可能です。

3.敏捷性トレーニングのポイント・注意点

敏捷性トレーニングは、以下の効果が得られます。

・ボディコントロール

・俊敏性

・足の使い方

・ターン

・体力

・低重心移動

・下半身強化

・瞬発力

・戦略性

などなど、タイミング、バランスなどに効果が得られます。

楽しいですが、凄く疲れるので連発すると嫌がられます。私も実際にこのトレーニングは年に数回程度です。

・強い相手の得点を奪う戦略性

・状況を見極める観察力

・最適解を導く判断力

これらの能力も鍛えられます。

たかがゲームと侮るなかれ!

意外とこんな所から人は学ぶんです。

あと足場が悪いと転ぶので、足場の良いところで下半身の安定が重要なことを指導するようにしてください。

とにかくぶつかってしまうと思わぬ怪我の可能性があるので、ぶつからないように最初に注意してください。一言言うだけで大分違います。

4.終わりに

ということでゲーム感覚の敏捷性トレーニングについてでした。

ちなみに別に三角コーンである必要はありません。

是非色々と試してみてください。

ちなみにクリスマスとか年末のちょっとしたゲームで利用したりしますが、強い子が毎回勝ってしまうのを避けるため、ゲーム終了時にくじ引きでペアを発表し、そのペアの勝ち抜きみたいな意外性を出しても楽しめます。

人数がいればいるほど楽しくトレーニングができるので、もしたまにはやってみるかという感じで是非お試しください。

それでは楽しい空手トレーニングを!!

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